さなぎ1
朝、さなぎが入っているケースを見ると、そのうち一つ、何もいませんでした。「成虫になってどこかに行ってしまったのかな」と思っていると、見ていた子どもが「土の中にもぐったんじゃないの」と声をかけてきました。
そっと掘ってみると土が動いていました。さなぎから羽化し、成虫が土の中にもぐっていました。
羽化してからもしばらく土の中にいてそれから地上に出てくることがわかりました。
(園で育てているカブトムシは、ケースの中には幼虫がたくさんいたので、地上に出てきてさなぎになりました。)
さなぎ2
昼、さなぎの一つ、羽化が始まっていました。しきりに体を動かし、回りの土に足をかけて皮をぬいでいました。
さなぎの力を信じ、「がんばれ」と声をかけました。脱皮、うまくいったようです。
脱皮したばかりのカブトムシは色が白っぽかったです。
子どもたちが、身近にカブトムシが成虫になる様子を見ることができます。